震える家族

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 震える家族

長男を不慮の事故で亡くした家族が、ある少年を養子として迎え入れたことで恐怖に見舞われるミステリーホラー。いるはずのない長男の姿が見えるという少年によって、家族が互いに疑念を抱き、その関係が狂いだす。キム・ジニョンがメガホンを取り、イタリアのウディネ・ファーイースト映画祭で上映された。長男の死を悔やむ妻を『奴隷の島、消えた人々』などのパク・ヒョジュ、彼女の夫を『事故物件 歪んだ家』などのキム・ミンジェが演じる。

教会で3人の子供たちと暮らす牧師のソクホ(キム・ミンジェ)と妻のヒョヌ(パク・ヒョジュ)。夫妻は長男のハンビョルを池での事故によって亡くしており、その悲しみから逃れるかのように、イサクという少年を養子として迎え入れる。彼は病気によって視力が低下しているにもかかわらず、時々誰かの姿が見えると話し、イサクが「あそこにいるのは誰?」と指を差す方向を見ても、ソクホたちには何も見えないのだった。