トゥルー・ディテクティブ ナイト・カントリー
アラスカ州エニスにある北極研究所。そこに勤める学者たち8人が、ある日忽然と姿を消すという事件が発生する。捜査に当たるのは地元警察のダンヴァース。そこへ事件に興味を持った州警察のナヴァロが首を突っ込んでくる。この2人には確執があった。過去の事件との関連を疑いつつ捜査を進めるていくと、雪の中から衝撃的なものが発見される。
アラスカ州エニスにある北極研究所。そこに勤める学者たち8人が、ある日忽然と姿を消すという事件が発生する。捜査に当たるのは地元警察のダンヴァース。そこへ事件に興味を持った州警察のナヴァロが首を突っ込んでくる。この2人には確執があった。過去の事件との関連を疑いつつ捜査を進めるていくと、雪の中から衝撃的なものが発見される。
麻薬によって凶暴になった怪物ワニが人々を襲うモンスターパニック。フロリダ州のとある島。警察に追われる麻薬の密売人が、沼地に大量の麻薬を落としてしまう。巨大なワニがそれを食べてしまい、暴走状態となったワニは見境なく人間を襲い始める。
『MEMORY メモリー』などのリーアム・ニーソン主演のミステリー。私立探偵のフィリップ・マーロウが、ある女性から失踪した愛人の捜索を依頼されたことをきっかけに映画産業の闇に飲まれていく。監督は『グレタ GRETA』などのニール・ジョーダン。『女は二度決断する』などのダイアン・クルーガー、『素敵な遺産相続』などのジェシカ・ラング、『スーサイド・スクワッド』などのアドウェール・アキノエ=アグバエのほか、ダニー・ヒューストン、アラン・カミングらが出演する。
1939年、ロサンゼルス。私立探偵フィリップ・マーロウ(リーアム・ニーソン)のもとに、裕福そうな金髪の美女が現れて、突如姿を消した愛人を捜してほしいと依頼する。依頼を引き受けて愛人の足取りを追うマーロウだが、調べを進めるうちに映画産業の闇を知る。
2021年初頭、SNSを通じて結束したアマチュア投資家たちがアメリカの金融市場を揺るがした「ゲームストップ株騒動」のいきさつを描く実録ドラマ。『ソーシャル・ネットワーク』の原作者ベン・メズリックのノンフィクションを基に、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』などのクレイグ・ギレスピーが監督を務めた。『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』などのポール・ダノが主人公を演じるほか、ピート・デヴィッドソン、ヴィンセント・ドノフリオ、シェイリーン・ウッドリー、セス・ローゲンらが出演する。
世界的パンデミックに見舞われた2020年、アメリカでゲームソフトを販売するゲームストップ社は業績が低迷し、倒産間近と見なされていた。そのころ、平凡な会社員キース・ギル(ポール・ダノ)は「ローリング・キティ」名義で動画を配信し、同社の株が過小評価されているとインターネット掲示板で訴える。すると彼の主張に共感したアマチュア投資家たちがゲームストップ株を買い始め、2021年初頭に同社の株価は急騰。同社株の空売りによる利益を狙っていた金融業界の富豪たちは大損害を被る。この事件は連日メディアをにぎわせ、キースは一躍時の人となる。
SNSで流行する「90秒憑依チャレンジ」にのめり込んだことから思わぬ事態に陥っていく女子高生を描き、2023年サンダンス映画祭で話題を呼んだオーストラリア製ホラー。
2年前の母の死と向き合えずにいる高校生ミアは、友人からSNSで話題の「90秒憑依チャレンジ」に誘われ、気晴らしに参加してみることに。それは呪われているという“手”のかたちをした置物を握って「トーク・トゥ・ミー」と唱えると霊が憑依するというもので、その“手”は必ず90秒以内に離さなければならないというルールがあった。強烈なスリルと快感にのめり込みチャレンジを繰り返すミアたちだったが、メンバーの1人にミアの亡き母が憑依してしまい……。
主人公ミアを演じるのは、ドラマ「エブリシング・ナウ!」のソフィー・ワイルド。人気YouTubeチャンネル「RackaRacka(ラッカラッカ)」を運営する双子の兄弟ダニー&マイケル・フェリッポウが長編映画監督デビューを果たした。
『オーレリ・デュポン 輝ける一瞬に』などのセドリック・クラピッシュ監督が、けがで夢を絶たれたダンサーの再起を描く人間ドラマ。バレエ一筋の日々を送ってきたダンサーがコンテンポラリーダンスとの出会いを通じ、新たな人生を切り開こうとする。パリ・オペラ座のバレエダンサー、マリオン・バルボーが主人公を演じ、振付家など幅広く活動するホフェッシュ・シェクターが本人役で出演するほか、ダンサーのメディ・バキ、ドゥニ・ポダリデス、ミュリエル・ロバン、ピオ・マルマイらが共演する。
幼いころからバレエ一筋で、パリ・オペラ座バレエでエトワールを目指すエリーズ(マリオン・バルボー)。しかし夢の実現を目前に、恋人の裏切りに動揺した彼女はステージで足首を負傷し、医師に踊れなくなる可能性もあることを告げられる。失意の中、新たな生き方を模索する彼女はアルバイトで訪れたブルターニュで、あるダンスカンパニーと出会う。従来のバレエと異なる独創的なコンテンポラリーダンスが生まれる過程を目の当たりにし、誘われて練習に参加したエリーズは、未知のダンスを踊る喜びと新たな自分を見いだす。
これまでにも数多く映像化されてきたブラム・ストーカーの名作小説「吸血鬼ドラキュラ」から、第7章「デメテル号船長の航海日誌」を映画化したモンスターホラー。
ルーマニアのカルパチア地方からイギリスのロンドンまで、謎めいた50個の無記名の木箱を運ぶためチャーターされた帆船デメテル号は、その航海の途上で毎夜、不可解な出来事に遭遇する。デメテル号船長の航海日誌に記されたおよそ1カ月におよぶ無慈悲な存在との対峙の記録をもとに、大海原をわたるデメテル号に何が起こったのか、そして謎に包まれた50個の木箱の中身をめぐる恐怖の物語が展開する。
英国へ戻るため乗り込んだデメテル号で悪夢に巻き込まる主人公クレメンス医師を、「ストレイト・アウタ・コンプトン」「キングコング 髑髏島の巨神」などに出演するコーリー・ホーキンズが演じる。「MAMA」「スレンダーマン 奴を見たら、終わり」などホラー映画に多数出演し、異形のクリーチャーも数多く演じてきたハビエル・ボテットがドラキュラ役を務めた。監督は「スケアリーストーリーズ 怖い本」「ジェーン・ドウの解剖」のアンドレ・ウーブレダル。
遺伝子操作により管理された近未来。宇宙飛行士を夢見る青年ビンセントは、劣性の遺伝子のため希望の無い生活を送っていた。そんなある日、ビンセントは闇業者の手配により、事故により身障者となった優秀な遺伝子をもつ元エリート、ジェロームに成りすます偽装の契約を結ぶ。そうして、ジェロームの遺伝子を借りてエリートとなったビンセントは、宇宙飛行施設“ガタカ”に潜り込む。が、そんな中、彼の正体に疑いを持っていた上司の殺人事件が起こり……。
恐ろしい裏の顔を持つ老夫婦の家に押し入ってしまった強盗3人組が予測不能の罠に翻弄される姿を、容赦ない残酷描写で描いたイタリア製シチュエーションスリラー。
ある人物からの情報をもとに、金細工で生計を立てる老夫婦宅に強盗に入った3人の男女。老夫婦を縛りあげ、鉄の扉で仕切られた工房から金細工品を奪い去ろうとするが、老夫婦の思わぬ反撃にあい、逆に工房に閉じ込められてしまう。
2013年にロシアのチェリャビンスク州に隕石が落下し、その衝撃波で近隣の建物のドアや窓ガラスが吹き飛んだという実際の事件や、現在も謎の多い1908年のツングースカ大爆発をモチーフに、有名なロズウェル事件や米軍基地エリア51にまつわる都市伝説などを絡めたSFサスペンス。異星人による地球侵略がテーマとなるが、巨大宇宙船が飛来したり宇宙戦争が勃発したりという派手な事件が起きるのではなく、淡々と、だが容赦ない侵略が進められていく様子がリアルな怖さを感じさせる。
19世紀から20世紀にかけて活躍した発明家ニコラ・テスラの伝記ドラマ。世界的な偉人と評価される一方で孤独だった彼の人生が描かれる。メガホンを取るのは、『アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発』などのマイケル・アルメレイダ。『ストックホルム・ケース』『スリー・ジャスティス 孤高のアウトロー』などのイーサン・ホーク、『ツイン・ピークス』シリーズや『カポネ』などのカイル・マクラクランらが出演する。
1884年にアメリカに渡り、憧れていた発明家トーマス・エジソン(カイル・マクラクラン)のもとで働くニコラ・テスラ(イーサン・ホーク)。しかし、交流電流を支持していた彼は、直流電流の方が優れているとするエジソンと対立して決別する。独立した彼は実業家ウェスティングハウスと手を結び、シカゴ万国博覧会で交流電流の優位性を証明して電流をめぐるエジソンとの戦いに勝利。やがて大財閥J・P・モルガンの娘と接するようになり、モルガンの資金を得て無線の実現にチャレンジする。
60年代のアメリカ。セルマは女手ひとつで息子のジーンを育てながら工場で働いている。彼女に対して理解と愛情を持つ人々に囲まれ満ち足りた生活を送っていた。ただ一つを除いて。彼女は遺伝性の病のため視力が失われつつあり、ジーンも手術を受けない限り同じ運命を辿ってしまうのだった。そのために、内職もしてジーンの手術費用を貯えていた。が、ある日工場を解雇されてしまい、貯めていたお金まで盗まれていた……。歌手ビョーク主演のドラマ。カンヌでパルムドールと女優賞を受賞。
スティーヴン・スピルバーグ監督が“空港から出られなくなった男”にスポットをあてて描いた感動のヒューマン・ドラマ。主演にトム・ハンクスとキャサリン・ゼタ=ジョーンズという大スターの演技が、空港という限られた空間での人間関係に深みを加える。実際に建設された空港内のセットには実際にテナントも入り、本物そっくりの精巧な出来。
クーデターによって祖国が消滅してしまったヨーロッパのクラコウジア人、ビクター・ナボルスキー(トム・ハンクス)は、アメリカの空港にて足止めを余儀なくされる。その足止めの期間は数か月にもおよび……。
『テシス 次に私が殺される』(テシス つぎにわたしがころされる、原題:Tesis)は1995年製作のスペイン映画である。アレハンドロ・アメナーバル監督のデビュー品。偶然にも学内でスナッフフィルムを発見してしまった女学生の恐怖を描くサスペンス。 アメナバルが23歳の時の作品で、当時のスペインの興行成績を塗り替えた。また、ゴヤ賞において最優秀作品賞を含む7部門を受賞した。 日本では最初『殺人論文 次に私が殺される』のタイトルでビデオ発売され後に劇場公開された。DVDでは原題どおりの『テシス』と簡潔な題に改められた。
交通事故により、愛する妻と娘を一瞬にして失ってしまった作曲家のジョン。心の傷を癒すため、別荘を借りて休養する彼を待ち受けるものとは? ポルターガイストという異常現象に焦点を当てた、サスペンス・タッチのオカルト映画。
ハンナの一家はクリスマス休暇を過ごすために、人里離れた古い屋敷を訪れる。そこは、かつて小児病院として使われていたが、夫婦はリフォームして高く売ろうとしていた。一方、ゾーイとフランクリンの幼い姉弟は、玩具を見つけて大喜び。ところが不可解な出来事が起こり始め、乳母のローズも遭遇する。実は、ハンナは過去に小児病院で起こった陰惨な事件について隠していた。しかし、聖なる夜、ついに玩具が牙をむき、人間たちに襲いかかる。家族全員、無事にクリスマス当日を迎えることが出来るのだろうか――
イギリスのウェールズで起きた実話を実写化したドラマ。パートと親の介護をするだけの日々を送っていた主婦が、馬主となって競走馬の育成をすることで人生を変えていく。監督はドラマ「HEARTSTOPPER ハートストッパー」などのユーロス・リン。『ヘレディタリー/継承』などのトニ・コレット、『われらが背きし者』などのダミアン・ルイスらが出演する。
イギリス、ウェールズ。谷間にある小さな村で夫と二人で暮らす主婦ジャン(トニ・コレット)は、パートと親の介護をするだけの日々を送っていた。あるとき、彼女は馬主だった経験のあるハワード(ダミアン・ルイス)の話に感化されて競走馬を育成しようと思い立ち、村の住民たちに共同馬主になろうと誘う。ジャンたちは週10ポンドずつ出し合い、ドリームアライアンス(夢の同盟)と名付けた組合馬主になる。ドリームアライアンスはレースを勝ち進み、それとともにジャンらの人生も変わっていく。
ロックミュージシャン、デヴィッド・ボウイの人生と才能にスポットを当てた、デヴィッド・ボウイ財団初の公式認定ドキュメンタリー。ボウイが保管していたアーカイブ映像からの未公開映像を「スターマン」「チェンジズ」など40曲以上の楽曲と共に映し出し、ナレーションも全編にわたりボウイの音声で構成される。監督を務めるのは『くたばれ!ハリウッド』や『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』などのブレット・モーゲン。音楽をボウイやT.REXなどのプロデューサーだったトニー・ヴィスコンティが担当する。
1964年にデビューし、グラムロックの代表的なミュージシャンとして世界に影響を与えたデヴィッド・ボウイ。ボウイは常に変化することを厭(いと)わずに、時代を先導するアイコンとして存在し続けた。そんな彼が残し、デヴィッド・ボウイ財団が保有しているボウイの映像を、ブレット・モーゲン監督が2年の期間をかけて選別し、本作を作り上げた。
売れない純文学作家のポーモント。彼は一方で、バイオレンス小説用にジョージ・スタークというペンネームを持っていた。しかし、ある時、そのペンネームを葬ってしまう。するとやがて、ポーモントの周囲で猟奇殺人事件が次々と発生。犯人はなんと、もともと存在するはずのないスタークだった。彼は自分を葬った人間たちに復讐していた。そして、ポーモントに再びスターク名義の作品を執筆するように迫ってくるのだが…。