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選ばなかったみち
ハビエル・バルデムとエル・ファニングが父娘役で初共演し、認知症を抱える父の幻想と彼を介護する娘の現実を交差させながら描いたヒューマンドラマ。「耳に残るは君の歌声」などのサリー・ポッター監督が自身の弟を介護した経験をもとに、自ら脚本を執筆しメガホンをとった。ニューヨークのアパートでひとり暮らすメキシコ移民の作家レオは認知症を発症しており、誰かの助けなしでは日常生活もままならず、娘モリーやヘルパーとの意思疎通も困難な状況にあった。ある朝、モリーはレオを病院に連れて行くためアパートを訪れる。レオはモリーが隣にいながらも、初恋の女性と出会った故郷メキシコや、作家生活に行き詰まり一人旅をしたギリシャへと、心の旅を繰り広げる。共演は「マイ・ライフ、マイ・ファミリー」のローラ・リニー、「フリーダ」のサルマ・ハエック。2020年・第70回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品。
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