『アタック・オブ・ザ・ジャイアントティーチャー』などの石井良和監督が、特撮映画の怪獣着ぐるみ文化を次世代に伝えたいという思いから製作したコメディー。新型コロナウイルス感染拡大の影響により失意のどん底に突き落とされた男が、突如出現した巨大怪獣に立ち向かう。石井監督作『ゲームマスター』などの藤田健彦のほか、『大巨獣ガッパ』などの町田政則、元「HKT48」の草場愛、『コアラ課長』などの野村宏伸らが共演する。
2020年、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、自称エリートサラリーマンの大木勇造はリストラされてしまう。なんとか再就職を果たした先は、金に汚い社長をはじめ、廃品回収を名乗る粗大ごみ泥棒や着ぐるみの中に引きこもる男など、変わり者ばかりの職場だった。新たな環境で奮闘する勇造だったが、身勝手な同僚たちに翻弄(ほんろう)され、さらに恋人の玲子にも振られてしまう。そんなとき、巨大怪獣が突如出現して街はパニックに陥る。
街中にスプレー缶で絵や文字を描く「グラフィティ」を題材に、老人と女子高生の間で巻き起こる争いを描いた短編ハートフルコメディ。女子高生の柚子は、ある日の夜、悪友の誘いで商店街のシャッターにグラフィティを描く。翌朝、描かれた家の主人の権三は激怒し、柚子の描いたグラフィティの上にペンキで「ヘタクソ！」と書きなぐる。すると、今度はそれに柚子が怒り、グラフィティを上書きする。その日から、柚子と権三は夜ごとにグラフィティを描き合う争いを繰り広げる。そのなかで柚子は、次第にグラフィティそのもの楽しさに目覚めてゆく。京都国際映画祭2019のクリエイターズ・ファクトリーでグランプリと観客賞、第15回山形国際ムービーフェスティバル2019でグランプリ、第12回福岡インディペンデント映画祭2020でもグランプリを受賞するなど、各地の映画祭で高い評価を得た。
今日は待ちに待ったクリスマス！クリスマスの谷では今年もプレゼントの実がいっぱいできるんだ！
そこへやって来たのは見習いサンタのニコラちゃん。立派なサンタクロースになるために修行をしてるんだって！
ところがばいきんまんがサンタさんとルドルフを捕まえちゃった！
このままじゃ、せっかくのクリスマスが台無しになっちゃう！急いでサンタさん達を助け出さないと！
『ハートボイルド・フィクション』などの神威杏次が、監督、脚本、撮影、編集、出演を務めたハードボイルド。雇ってほしいとダイナーに現れた家出娘、そこに押し入った強盗、財宝の地図を手にした男など、さまざまな者たちの運命が交差していく。『星に語りて ~Starry Sky~』などの菅井玲、神威監督作『スモーキー・アンド・ビター』などの中川ミコのほか、坂本三成、平塚千瑛、萩田博之、加賀谷崇文らが出演する。
レイが営むダイナーに亜衣という家出娘が現れ、雇ってほしいと頼み込む。二人で店を切り盛りするようになった店にある日強盗が押し入るが、フロアには男の死体が転がり、血に染まった札束が落ち、銃を手にした屈強な男がいるという異様な光景が広がっていた。さらに、強盗に車を盗まれた殺人未遂犯の夫婦やパトロール中の保安官がやってくる。その頃、ポーカーで財宝の地図を勝ち取った男がその地図を頼りに、ある墓の前にたどり着いていた。
“ジャパニーズ・ホラー”の第一人者である一瀬隆重プロデューサーが、新たな恐怖の扉を開けた衝撃作。実在の人物である小林雅文氏は、怪奇現象を題材にしたドキュメンタリー「ノロイ」を完成させた。しかし製作に関わった人々に次々と奇妙な現象が起こり、小林氏本人も行方不明になってしまったことからお蔵入りとなっていた。映画化にあたっては団体名や個人名を一切伏せ、再度収録された映像を使用しているが、某人気お笑いコンビが登場するなど、生々しい恐怖を体感できる。
2004年4月12日、怪奇実話作家・小林雅文の自宅が全焼し、妻の焼死体のみが発見された。行方不明となった小林は、ビデオ作品「ノロイ」を完成させたばかりだった
