新型のウイルスによる感染症が流行している現代を舞台に、今を生きる若者たちの姿を描いた青春ドラマ。就職活動中の大学生が、自分に思いを寄せる人物の自殺や親友の彼氏への特別な感情に葛藤する。監督を務めるのは『浅草花やしき探偵物語 神の子は傷ついて』などの堀内博志。複雑な感情に揺れる女子大学生を『常神バルカローレ』などの佐々木ありさが演じ、加藤小夏、水沢林太郎、平田雄也、遠藤健慎などが共演する。
就職活動中の大学生・慶子(佐々木ありさ)は、自分に好意を寄せていた人物の自死の原因が自分にあるのではないかと思い悩む。心配する同級生の真美(加藤小夏)は劇団を主宰する恋人の拓也(平田雄也)を介し、劇団員の和夫(水沢林太郎)を紹介するが、慶子は拓也に特別な感情を抱くようになる。ある日、慶子は孤独な青年・宮田(遠藤健慎)に出会う。
『気狂いピエロの決闘』などのアレックス・デ・ラ・イグレシア監督によるホラー。世界屈指の観光地イタリア・ベネチアを訪れた若者たちが、仮面の殺人鬼に狙われる。『みんなのしあわせ』などでイグレシア監督と組んだホルヘ・ゲリカエチェバァリアが共同で脚本、ロケ・バニョスが音楽、『REC/レック』シリーズなどのパブロ・ロッソが撮影を担当。『スウィート・ホーム』などのイングリッド・ガルシア・ヨンソン、『ザ・スクワッド』などのカテリーナ・ムリーノのほか、コジモ・ファスコ、シルビア・アロンソらが出演する。
結婚間近のスペイン人・イサと友人たちは独身最後の記念に、カーニバルでにぎわうイタリア・ベネチアを訪れる。しかし、近年同地では観光客の増加による環境悪化が社会問題となっており、彼らは「観光客は帰れ」というプラカードを掲げた人々に迎えられる。イサたちは気を取り直して観光を楽しもうとボートに乗ると、突然カーニバルの衣装を着た道化師が乗り込んでくる。その正体は、観光客を手にかける狂気の殺人鬼だった。やがて若者たちは、一人また一人と殺人鬼の餌食となっていく。
パンデミックの世の中、在宅勤務が主流になリ共働きの夫婦、美希(大浦真由美)と和也の生活のスタイルも一変する。自宅で真面目に仕事をする妻、マッチングアプリで浮気をする夫。共働きの夫婦のいろいろな事情が交錯する…。
俳優の樋口大悟が骨髄移植によって命を助けられた自身の経験をもとに、企画・原案・主演を務めたヒューマンドラマ。
稽古の最中に倒れて病院に運ばれた空手講師の桧山大介は、白血病との診断を受ける。闘病により体力は衰え、空手も恋人も失った。助かるためには骨髄移植しかないと医師に告げられるが、適合するドナーはなかなか見つからなかった。そんな中、新潟県糸魚川に住む桜井美智子という女性が適合すると判明するが、彼女の家族は彼女がドナーになることに反対していた。
主人公・大介役を樋口、骨髄移植を依頼される美智子役を松本若菜がそれぞれ演じ、岡田浩暉ほか、武藤令子、大西武志、森下能幸、池田良、中村久美らが顔をそろえる。監督・脚本はドラマ「ナースのお仕事」などを手がけた両沢和幸。
